第23話 過去の経験

闘病記

それは、二男を出産する時の事です。

この子の時は、全身麻酔にて帝王切開をしました。

妊娠7ヶ月の時、出血があり、受信したところ、切迫早産と診断され、2週間ほど入院をしました。その後も出血を繰り返し、33周の時、

「今度、出血するような事があったら、入院になります」

と、言われていました。その1週間後、出血し、入院となりました。

この時、医師から

「まだ早すぎるので、37周までは、お腹に入れておきたいですね。全治胎盤なので出産は、帝王切開になります。危険を冒してまで、自然分娩に拘る必要は無いでしょう?」

と、言われました。私も、

「勿論です。切ることに、抵抗はありません。無事に出産ができれば構いません。」

と、答えました。が、その後も出血が続きました。

昭和60年12月31日の夜、また出血。医師から

「これ以上、出血する様であれば、正月でも切ります。今までの出血で、数値が悪く、これ以上出血したら、自分自身で、止血をする事ができなくなり、 手術も出来なくなります。」

と、言われました。が、昭和61年元旦、出血しました。その時医師に、

「今日、手術するのでしょうか?」

と、尋ねたところ、

「今日は、スタッフが足りないから、できれば行いたく無い。でも、このまま出血が続く様なら、手術します」

との答えでした。

その夜、また出血。医師から、

「明日の午後、手術します」

と言われ、昭和61年1月2日の朝、

「赤ちゃんの心音が弱って来ているので、午前中にします」

と、言うことになり、手術の準備が行われ、出産となりました。この時、妊娠35周1日目。それでも、生まれた子は、体重が 3248gあり、保育器には入らないで済みました。

目が覚めてからも、暫くは麻酔が効いていて、傷の痛みは感じながらも、「眠い」と言う気持ちが優先していましたから、そう辛くは、感じませんでした。が…

意識がはっきりしてからは

「痛い!! この痛みは、何日くらい続くのですか?」

と、看護師さんに尋ねたところ

「3日くらい続きます。痛み止めは3回使えるので、1回使いますか?」

と言われ、私の頭の中では

「3日続く痛みに対して、3回しか使えない。と言うことは、1日1回。それなら、夜、寝る時に、使った方がいいかな?」と、考え、

「今は、大丈夫です」

と、答えました。

痛み止めは3回まで

これは、絶対に守らないといけない事とわかっていました。

それは…

私は、長男と二男の間に、妊娠5ヶ月の時に、流産した子がいます。その時、入院した病院の同室に、帝王切開で出産した方がいました。ご家族の方々から

「おめでとう」

と、言われている言葉が聞こえてきて、

「病院って、残酷な所だな。私も、産んであげたかったのに…」

と、思いながら、一人で泣いていたのを 覚えています。

聞こえて来る言葉の中に

「痛い!」

と…繰り返し聞こえていました。

彼女は痛み止めを使っても、なかなか痛みが治らなかった様で、あっという間に3回、使い切ったのです。それでも痛がっていて、彼女のご主人が

「どうにかなりませんか? 4回は駄目なのですか?」

と、医師に確認してもらったところ

「多く使うと、腸の動きが悪くなるのですが、どうしても我慢できないのなら、あと1回ならいいでしょう」

と言われ、4回目を使用。その後、痛みは治った様でした。が、今度は、

「苦しい。お腹が張って苦しい」

と、泣きながら訴えていました。落ち着くまで、暫くかかっていました。

その事があり、私は、頑張って痛みを耐えました。

手術した日の夕方に、我慢できずに1回目。

痛み止めって、痛みが無くなるのではなく、眠ってしまうだけの物でした。

眠れたのは、せいぜい2時間程度でした。また痛み出し、夜、眠る為にと、2回目を使用しました。

翌日、この日は夜寝る為用に、痛み止めは

それまで我慢

と、日中はずっと

「痛い!」

と大声で叫びながら、気を紛らわしていました。

この時、私は、6人部屋に1人だけでした。回診に来た看護師さんから

「外側の傷と中の傷、どっちが痛いですか?」

と聞かれ、私は

「痛いものは痛いんです。どっちかなんてわかりません!]

と、答えました。看護師さんは、どう思ったでしょうね。

そうしているうちに、眠っている自分に気づきました。痛みがあっても、身体が疲れていると、眠れると分かってからは、

「3回目、使わなくても、大丈夫なんじゃない?」

と、3回目は使わないままになりました。

そんな事があった為、今回の手術の時も、

「痛みは我慢した方が良いのかな」

と言う思いがありました。

でも、何度も

「痛い時は、ボタンを押してくださいね」

と言われ、ボタンを押すと、痛みが楽になり、それでも眠くなる訳でもなく…

「前の時とは違う?」

と、思ってからは、痛い時には頑張って、両手でボタンを押していました。

我が家のおてんば娘です

 この仔の名前は 「マオ」 

この写真は、家に来て、間もない頃。生後2ヶ月頃だったと思います。2019年9月。

この仔は、何度かモカ(犬)に、パンチを…

モカは目が見えないので、避ける事も出来ません。

先日も、ソファーに乗っていた時に、突然「パンチ」を…

私がマオを怒ったら、それから暫く、私の所に来なくなりました。ちょっと寂しい気もしますが、モカの為には良いのかな…と、ちょっと複雑な気持ちでいる、今日この頃です。

          Prettyもか

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