第28話 術後…様々な人間模様

闘病記

私の隣のベッドにいたご婦人は、胆石の手術の為に、入院していた方でした。

その方は、お嬢さんとの二人暮らし…と聞いていましたが、毎日の様にお見舞いに来ていた男性がいて、

「ご主人ですか?」

と、聞いたところ

「元ね」

と、おっしゃっていました。

「復縁を迫られていて困っているの」

とも…でも、側から見て、結構仲良く会話している様に、見えていました。

私は、離婚してから一度たりとも、子ども達の父親と、会いたいと思った事が無いどころか、会いたくなくて、一緒に居たくなくて、一緒に居ることが辛くて、離婚したのですが、

「こういう人もいるんだな…」

と思っていました。

彼女の退院が間近となり

「娘と連絡をとって、日にちを決めないと」

と、ご婦人が言っていた直後、担当医が彼女のところにいらして

「○月○日に、退院が決まったそうですね」

と、おっしゃったのを聞き、彼女は

「え? まだ、娘の予定の確認をしていないのに、何故ですか? その日に、娘が来れるかどうかわかりませんが…」

と、言ったら、担当医は、ナースステーションに行き、看護師さんに確認した様で、

「看護師が、ご主人とお話をして、決めたと言っていました」

との返答に、彼女は,

「私に主人はいません。娘と二人暮らしです。どうして、家族でも無い人と、勝手に話を決めるのですか? 娘の予定を確認しないと、わかりません」

と、担当医に、伝えていました。

それを聞いた担当医は、ステーションに戻り、看護師に話をしたらしく、

「私が、悪いって言うんですか!…」

等など、大声で騒いでいる声が、話の内容が、ステーションから離れている病室まで、はっきりと聞こえて来ていました。

看護師さんが、間違えるのも、わからないではないのですが、私達患者は、入院時の提出書類の中に、家族構成も記入しているはず。それを確認もせず、話を進めるのは、明らかにその看護師のミスです。

そのご婦人は、

「こんな所には、もういたく無いから、娘に無理言って、その日に来てもらう事にする。一刻も早く退院したい」

と言い、他人に決められたその日に、退院して行きました。

お転婆娘マオ

今回のアイキャッチ画像には、マオがコタツ掛けの上で、まったりとしている写真です。

このコタツ掛けは、一昨年、母に編んでもらった物で、マオのお気に入りです。

           Prettyもか

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