第3話 病院に行くまで  行きたいけど行けない…

毎日仕事に行く事も、辛い日が続いていました。身体が怠くて怠くて…

でも、不思議な事に、朝、出勤に向けての着替が終えた途端に

さあ、仕事だ

と、気持ち引き締まり、家を出る事が出来ました。

私の仕事は、事務。レセプト請求、会計業務、給料計算他。本来ならそれぞれの業務には、担当者が一人ずついて然るべきなのに、全て、私一人で行っていた為、なかなかハードで、毎月50~60時間の残業を強いられました。深夜残業も10数時間を超えていました。私以外に、これらの業務が出来る職員がいなかったのです。それでも、デスクワークでしたので、椅子に座っている時は、まだ、良かったのです。が、職場内を移動している時に、職員から話しかけられ、立ち止まった時は大変でした。腹痛が酷くて、壁や手摺に寄りかかっていないと、立っていられない程でした。

そんな日々が続き、

病院にいかないと…一度診てもらわないと…

でも、行ったら、直ぐ「入院」させられるだろうな…

との思いがあり、仕事の事を考えると、病院には行けませんでした。

Prettyもか

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