EPISODE 78
今日、モカ(犬) を病院に連れて行きました。
ここ1か月前くらいからでしょうか。
食事や水を飲むのに、時間がかかるようになり、
「モカも歳かな…」
と感じる様になっていました。
モカは14歳ですから、立派な高齢犬です。
そのせいで、咀嚼力が落ちてきているのだとばかり、思っていました。
それでも、寝る前には、歯磨きガムを食べる事を楽しみにしていて、私がパジャマに着替えに行くと、モカは私のベッドの上で、
「早く頂戴!」
と、言わんばかりで待っているのです。
一昨日の晩も、いつものようにガムを2個食べてから寝たのです。
2週間前くらいからでしょうか。モカが飲んだ水の残りが、時々茶色っぽく濁っている事がありました。
「咀嚼力が弱っているから、飲み込めきれずに口の中に残ったフードが、それが水の中に入ったのかな?」
なんて、軽く考えていたのです。
ところが、飲水が濁る事が増えてきました。
色の濃さは、気をつけて見ないとわからない時もあれば、はっきりと茶色っぽく見える時も…。
昨夜、寝る前に、水を取り替えようと思い水入れを見たら、はっきりとした色になっていました。
息子に手伝ってもらい、モカの口の中を確認したら
「凄い事になってる。モカも嫌がって口を開けてくれないからよく見えなかったけど、酷い!」
と、息子に言われ、病院に行く事にしました。
流石に昨夜は、
「モカ、今日は歯磨きガムは無しね。ごめんね」
とモカに話、私の腕枕で、一緒に眠りにつきました。
朝食後、かかりつけの先生の所に向かいました。
モカは軽く麻酔をかけられ、口の中を見た瞬間、先生は
「ここに来て見て!舌下の所。ここ、これ腫瘍です」
と言われた所には、直径2〜3㎝くらいの物が2個、下の右側の歯の根元にありました。
モカは毎日、ご飯は食べていました。
モカがベッドの上で寝ている時でも、
「モカ、ご飯だよ!オヤツも少し入れたからね」
と差し出すと、こぼしながらでも、時間をかけながらでも、ほぼ完食していました。
それなのに、口の中がこんな事になっていたなんて…
先生からは
「今はまだここだけで、喉の奧にはありません。今だったら、この腫瘍は切除する事はできます。
先に少しだけ組織を取って、検査に出す事も出来ますが、結果が出るまで1週間かかります。
その間に腫瘍が大きくなる可能性もあります。
どうしますか?」
と言われ、私は迷わず、
「先生、取ってください。お願いします。このままでは、ご飯も思うように食べられませんよね」
それで、モカは入院となり、明日、手術する事になりました。
帰宅した時、いつもなら、私のベッドにいるモカの姿がありません。
それがとても淋しくて…
モカがいない…
モカがいないよー
今もその思いばかりです。
何もやる気になれません。
そのな思いの中、就活中の私は、今日、面接に行ってきました。
明日の夕方、手術の終えたモカに、面会に行く事になっています。
早くモカに会いたいです。
今回のアイキャッチ画像 愛犬モカ
先日、実家に行った時のモカ。
玄関前に植えられている大根に興味津々で、少しの間、外の風を楽しんでいました。
Prettyもか
コメント