EPISODE 91
モカを失ってから、写真を見ては、思い出しては、涙が出てくる…そんな毎日を送っていました。
先日、動物愛護センターの譲渡講習会を受講してきましたが、1年以内に犬を紹介してもらえるのは「10人に1人」…ほぼ、絶望的だと思いました。
ネットで「譲渡犬」「犬 譲ります」「犬譲渡会」など、いろいろ探しました。問い合わせも何件もしました。
毎日毎日…
3月28日、その日は長男の誕生日でした。
私の元に、前の飼い主様から連絡があり、翌日、お会いする約束をしました。
28日の夜は
「断られたらどうしよう…」
「私で良いと言ってもらえるだろうか…」
そんな事ばかり考えて、殆ど眠れませんでした。
当日、若夫婦と男の子の3人と一緒に、黒いわんちゃんが連れられてきました。
母犬がミニチュアダックス、ピンシャー、イタグレのミックス
父犬がチワワ、ポメのミックス
との事で、体重3Kgくらいの小型犬の女の仔。
とても人懐こく、目のパッチリとした、とても愛らしい仔です。
躾もしっかりされていました。
ご家族様に、とても愛されて育ったのがわかります。
私が
「手離して、辛くないですか?」
と聞いたところ
「上の子のアレルギーが酷くなってきて、お医者様から…」
との事。
「どんなに辛い決断をされたのか…」
そう思うと、私の責任の重さを感じます。
一緒に来た男の子、年齢は5歳との事で、とても元気で、とても素直なお子さんでした。
その子も、ご家族の愛情たっぶりの中で育っている事がわかります。
若いご夫妻でしたが、今時には珍しいくらい、しっかりした方々だと関心しました。
そんな事言ってると、私が年寄りみたいですよね…まあ、否定はできませんが…。
犬の譲渡に、何故、自宅訪問の可否について聞かれるのか不思議でしたが、こう言うことなのですね。
こちら側が見られるだけで無く、相手を知る事も出来る。
それでの「判断」という事なのですね。
今回、私は、とても素敵なご家族様と知り合う事ができ、素敵なご縁ができた事、とても幸せに思います。
今回のアイキャッチ画像 新しい家族のバジルです
我が家の家族となった仔の名前、いろいろ家族で相談しました。
前の飼い主様がつけていた名前も、可愛らしい名前ではあったのですが、名前は新しくつけた方がいいね…と言うことになり「バジル」となりました。
最初は、「ミント」と付けようと思っていたのです。
モカの名前を付ける時は、息子とコーヒーを飲みながら考えていて、呼び易い名前…と言う事で「モカ」に決めたのです。
なので今度は、紅茶から…と考え、「ミントティーのミント」
と思ったのです。
が、今日、動き回っているバジルの様子を見ていたら、大きくて、ひらひら動いている耳が
「バジルの葉」
に見えて、「バジル」ときまりました。
そう思ったら、パスタが食べたくなり、お昼はサイゼにランチを食べに行きました。
どうです、可愛いでしょう!?
Prettyもか
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