EPISODE 107
3月5日はモカの命日でした。
去年の今頃は、毎日、モカを思い出しては涙していました。
今でも写真を見ていると、涙が出てくる事も…。
家の中には、10数枚のモカの写真が飾られています。
私の部屋は勿論、茶の間、台所、洗面所、玄関、トイレの前など、どこにいてもモカが見える様に。
毎日が淋しくて、モカを思い出しては涙が出ていました。
バジルを家族に迎えてから、涙の回数は減っていきました。
バジルの前で、モカの事を思い出しているのは、バジルに対し
「申し訳ない」
と、いう思いもあり、泣かない様に我慢する事を心がけていました。
バジルはとても良い仔です。
賢い仔です。
未だに
「階段を上らない」
「玄関に降りない」
「テーブルに乗らない」
と言う事は覚えていませんが、
私達の食事の時や外出時に、「おやつ」で釣ってハウスに入れていたのですが、最近はハウスの中に入れた「おやつ」には、近づかなくなりました。
ハウスに入ってもらうのが大変です。
ハウスから出した後には必ず、
「良い仔だったね。ご褒美だよ」
と、「おやつ」をあげます。
忙しさにかまけて「おやつ」を忘れていると、
「早く頂戴!!」
と言っているかの様に、絡んできます。
実家にいて
「そろそろ帰ろうかな…」
と、帰り支度を始めると
「私を置いていかないでね」
と言っているかの様に、私の後ろをついて歩き離れません。
そして私の膝に乗り、素直に胴輪を付けさせてくれます。
若いが故に、イタズラもなかなかなものですが、バジルを我が家の家族に迎えて、もうじき1年になります。
そんなバジルが可愛くてたまりません。
今回のアイキャッチ画像 愛犬モカ
モカの命日に、写真の前に、モカの好きだった「さつまいも」を蒸して、ギリシャヨーグルトを添えた物をあげました。
この写真を撮り終える迄、ハウスに入っていたバジルを出した途端、写真の所まで一直線に走り、モカと一緒に仲良く、美味しそうに食べていました。
Pretty もか
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